カイロプラティック・整体いっぱつ堂高の原
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世界の研究による新常識

時代遅れの不正確な情報と不適切なアドバイスで不安をあおる・・もういいかげん終わりにしましょう。まずは迷信や神話ではなく根拠に基づく正確な情報を入手してください。

椎間板ヘルニアと診断された強い腰下肢痛を訴える患者４６名と、年齢、性別、職業などを一致させた健常者４６名の腰部椎間板をＭＲＩで比較した結果、健常者の７６％に椎間板ヘルニアが、８５％に椎間板変性が確認された。

発症後１年以内の腰痛患者１４４名と健常者１３８名を対象に、骨盤の歪みを厳密に測定して腰痛との関連を調べた研究により、どのような臨床的意義においても、骨盤の非対称性(歪み)と腰痛とは関連していないことが証明されている｡　骨盤の歪みが腰痛の原因というのは迷信に過ぎない。

健常者、急性腰痛患者、慢性腰痛患者それぞれ２００人。腰椎のＸ線撮影を行い、腰の反り具合を計測。結果に差はなく腰部前彎の強弱と腰痛とは無関係であることが証明された。腰部前彎と腰痛とは一切無関係なので､医師は腰部前彎に関するコメントを控えるべきと警告。

腰痛も下肢痛も経験したことのない健常者６７名を対象にＭＲＩで腰部を調べた結果、椎間板変性・変形性脊椎症・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症のような構造上の変化は、ごく一般的な所見であることが判明したことから、手術の選択は慎重であるべき。

腰痛や坐骨神経痛に対して牽引を用いた安静臥床は無効だというエビデンスがあり、特に安静臥床には関節のこわばり、筋肉の衰弱、骨密度低下、床ずれ、血栓塞栓症といった合併症を引き起こす危険性がある。

研究チーム（東大病院など）は東京都板橋区と和歌山県日高町の50歳以上の住民2000人以上を対象にＸ線撮影するなどして調べた。変形性膝関節症と診断されたのは男性54％、女性75％、変形性腰痛症は男性81％、女性68％に上った。このうち痛みがある人は、男性の2～3割、女性の4割にとどまった。

ランダムに選出した被験者991人の膝をMRIで撮影し、半月板の評価を行った結果、半月板の損傷は、膝に日々痛み、疼き、こわばりを持つ人の63％、これらの症状のない人の60％に見られた。

米国医療研究品質局（AHRQ）は、変形性膝関節症に関する体系的レビューを行った結果、グルコサミンとコンドロイチン・ヒアルロン酸関節内注射・関節鏡下手術のいずれもプラシーボを上回る効果は認められない。

変形性股関節症(股関節痛)と変形性膝関節症(膝関節痛)を対象にした10件のランダム化比較試験を分析したところ、グルコサミン単独群・コンドロイチン単独群・グルコサミンとコンドロイチン併用群・プラシーボ群との間には、差がないことが証明された。

変形性脊椎症による慢性腰痛に関してもグルコサミンは無効であることが明らかになった。

高性能の画像診断の普及によって１９９０年代から脊柱管狭窄症が増加したが、１００名の脊柱管狭窄症患者(平均年齢５９歳)の臨床症状と画像所見(単純Ｘ線撮影・脊髄造影・ＣＴ)を比較した結果、両者間に関連性は見出せなかった。

慢性腰痛（３ヶ月以上持続）患者６３名を対象に腰部椎間関節の変形をＣＴで調べた結果、痛みを有する患者と無症状の患者との間に有意差が認められなかったことから、ＣＴは腰部椎間関節症の診断法として役立たないことが判明。

脊椎分離症または脊椎分離すべり症のあるアスリートを約５年間追跡調査した結果、連日の過酷なトレーニングにもかかわらず症状を訴えた者は皆無だった。若者にアスリートの道を諦めさせたり激しい運動をさけさせたりする必要はない。

ＴＥＮＳ（経皮的神経電気刺激：低周波治療器）が急性腰痛患者に有効だというエビデンスはない。

　物理療法(アイシング・温熱療法・短波ジアテルミー・マッサージ・超音波)は急性腰痛の症状緩和の為に用いられるが、臨床転帰に対して何ら影響を与えないと考えられる。

腰部コルセットやサポートベルトが急性腰痛の治療に有効だというエビデンス(科学的的証拠)はない。

　資材運搬担当９３７７名を対象に６ヶ月の前向きコホート研究。腰部サポートベルト毎日装着群、週１～２日装着群、非装着群を比較。結果、腰痛発症率も労災申請数も減少せず

頚部痛と腰痛に対する牽引に関する７件のＲＣＴ(ランダム化比較試験)をレビュー(批判的に吟味)した結果、どの研究からも牽引の有効性は認められなかった。

坐骨神経痛患者を対象とした牽引群とシャムトリートメント擬似牽引群に割り付けた二重盲検ランダム化比較試験によると、両群の間に疼痛や理学所見の差は認められなかった｡　 腰痛や坐骨神経痛に対して牽引が有効だという証拠はない。

腰椎の変形が腰痛の原因でないことは半世紀以上も前から証明されてきた。最も古い対照試験は１９５３年に実施された腰痛患者１００名と健常者１００名の腰部Ｘ線写真を比較したもので、両群間の変形性脊椎症の検出率に差はなかった。

腰痛患者３７８名と健常者２１７名の腰部Ｘ線写真を比較した研究でも、両群間における変形性脊椎症の検出率に差はなく、加齢と共に増加する傾向が見られることから、変形は正常な老化現象にすぎず、腰痛の原因とは考えられないと結論。変形性脊椎症はただのシミやシワと同じだということが証明されている。全く気にする必要はない。

　急性あるいは亜急性腰痛に対する脊椎マニピュレーションは、他の治療法に比べて短期間で疼痛および活動障害の改善、ならびに患者の満足度という点でより高い効果が得られる。

老化、変性した椎間板や半月板、関節軟骨は痛みの原因になる・神経が圧迫を受けると痛みやしびれが生じる（椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・変形性関節症・腰椎すべり症・腰椎分離症・椎間板障害など)・・・ このような説に生理学的根拠はありません。疫学・統計上も根拠がありません。このような病名は痛みやしびれとは無関係ということですね。皆様は正しい情報を知り、正しい知識を身につけて人生を大切にしてください。

脳・神経系の機能異常を改善するのがカイロプラクティック。結果として生じたに過ぎない歪みやズレを直しているのではあ･り･ま･せ･ん！