なぞなぞです。
キリンの首はなぜ長い?
キリンが一生懸命高いところの草を食べようとしていたので、首が伸びた。それが子供に遺伝して(それを何千回も繰り返して〉今の首の長さになった
首の短いキリンの祖先から、首の長いキリンが産まれ、それが草原での環境に適していたため、生き残った
ブーッ
正解は・・・・
頭があんな高いところにあるのに、首が長くなかったら頭が落ちてくるがな!
似てませんか?
こんな説明・・
首や肩、腰や膝などのあらゆる痛みの原因は、骨格の歪みであると考えます。崩れたバランスを何とかとろうとするために、無理がかかって痛みが生じます。・・・・・
・・・それらの骨を筋肉で支えています。背骨や骨盤が歪むと、支えている筋肉にストレスがかかり、コリや血液の循環が悪くなります。さらにストレスが強くなると痛みや背骨から出ている神経を圧迫してしびれを引き起こしたり、内臓の機能低下を招くこともあります。・・・
姿勢が悪いと・・・。ですから正しい姿勢を保つことが重要なのです。
そもそも筋肉の緊張やこりの根本的な原因は、背骨や骨盤の歪みです。
背骨や骨盤の歪みがある限り、筋肉のこりはマッサージで一時的に改善してもすぐ元にもどってしまいます。・・・
肩こりの原因は肩甲骨の歪みにあります。マッサージしても歪みがあると元に戻ってしまいます。・・・・・
歪み仙骨・・・
じゃあ、なぜ歪んだの?
背骨や骨盤・肩甲骨が原因だとするなら、背骨や骨盤・肩甲骨が勝手に動いたとでも言うのですか?ならばこれも勝手に動くかもしれませんね~。
これ、紐ひっぱるからうごくんですよね?
勝手に動いたら、操り人形ですらない・・・・
関節は筋肉が引っ張るから動くのです。
って、あたりまえ・・少し考えれば分かりますよね
なのに背骨や骨盤、肩甲骨が歪んでいるのが原因???
では筋肉はどうやって動くの??
そうです、その辺りに本当の原因がありそうですね~!
姿勢が悪いから?体のクセ?
本当にそう思えますか?すでに歪んでるんじゃないの??
例えばぎっくり腰になったとき、一番痛みの少ない姿勢をとろうとしませんか?
痛みを感じると反射的に筋肉の緊張が起きます。これは侵害刺激から遠ざかろうとする本能です。この行動は、筋肉に負担がかからないようにしているわけです。この姿勢の方が負担が少ないので、結果として姿勢が崩れるのです。その状態が最も楽だということは、無理に姿勢を正そうとしてもむしろ負担がかかってしまうということです。
ましてや防御反応で筋肉が緊張してるのに、伸ばせないですよね。
つまり、結果として姿勢が崩れている。
痛みが入力されると、反射的に筋の緊張、そして交感神経の緊張が生じます。それがまた次の痛みをつくるのです。(痛みの悪循環)
↱筋肉の緊張や交感神経の緊張➡局所の血流障害が生じる➡ブラジキニンなどが生じる➡ポリモーダル侵害受容器を刺激➡すると痛い➡筋肉の緊張・・・↰
痛みが入力され続けると、末梢のポリモーダル侵害受容器は過敏になっていきます。(末梢性感作)
そして脊髄後角(末梢神経との接続部位)も痛覚過敏になっていきます。(中枢性感作)
(ぐるぐる回っているうちに、しまいにはバターになってしまう・・・・・<m(__)m>)
1965年に、通常は痛みと感じない程度の刺激を皮膚に連続的に加えると、徐々に痛みを感じるという現象を研究していたMendellとWallは、皮膚の感覚受容器から脊髄に送られる信号は増加しないにもかかわらず、脳に送られる信号は増加していることを見いだしました。
この現象はwind upと呼ばれ、中枢が疼痛の感度を増大する機能を持っていること示すものです。この異常なwind upを中枢感作と呼びます。
普通は痛みと感じない程度の体の異常でも、強い痛みと感じられるようになるわけです。(いわゆる慢性痛症状・侵害刺激がなくなっている、炎症も収まっているにもかかわらず痛いと感じる)=脳・神経系システムの誤作動
たとえていうなら火災報知器が故障して、蚊取り線香の煙にまで反応して警報が鳴りっぱなしの状態
痛みとは構造上の問題ではない
ということがおわかりいただけましたか。
ポリモーダル受容器と脳の間で生じた電気現象の問題なのです。
いわばコンピューターシステムの異常。
そしてそれが発現されるのは筋肉です。
テントを張るときに支柱を立てます。その支柱に左右に張り綱を張り、支柱を支えます。強風が左から吹いてくるとテントは風に吹かれて風下に傾きます。このときに支柱も一緒に風下に傾きます。支柱を支えている左側の張り綱はピンと張り(緊張)ます。何らかの原因でテントが傾くと張り綱が緊張して助けます。あるいは、張り綱を強く張りすぎるとポールは傾きます。
人間の骨格もまったく同じです。張り綱すなわち筋肉が緊張すると支柱すなわち骨格が傾いて猫背になったり、側弯したり、顎が突き出たり、頭が傾いたり、骨盤が歪んだりします。
つまり姿勢が悪くなったり、骨盤が歪んだりするのは筋肉のアンバランスによって生じた結果であるということです。
では、なぜ筋肉が緊張したり、力が入らなくなったりするのでしょうか。
それは、筋肉をコントロールしている神経の働きが悪くなるからです。
先のテントと同じく、背骨を支えている筋肉の右側が弱くなると、左に傾きます。あるいは右側の筋肉が正常で左側の筋肉が緊張すると左側に傾きます。こうして歪みが生じるわけです。
よく骨盤の歪みや背骨のずれ・歪みが腰痛などの原因であるとしています。当院にも「骨盤の歪みを治して下さい」というような問い合わせがよくあります。
ところが、こうした骨格上の歪みは原因ではなく、結果である、ということです。
結果だけを追っても、再発することは目に見えています。
では、腰痛などの原因はいったい何でしょうか?
それは筋肉のアンバラスです。筋肉が弛緩したところでは関節に負荷がかかり腱の痛みから関節痛となります。また、筋肉が緊張したところでは、血流障害が起きて低酸素症となり、疼痛物質が産生されて、痛みの神経が過敏となります。
どうしてこのような筋肉のアンバランスが起きるのでしょうか?
それは筋肉に命令を与えている神経の働きがアンバランスになっているからです。
それはカイロプラクティック創始者 DDパーマーが指摘していた神経系の働きです。
どうして、神経の働きが低下するのでしょうか?
それは物理的なストレス、化学的なストレス、心理的なストレスです。
とくに、この心理的なストレスのみがある場合、痛みを感じる脳の部分が敏感となり、組織の損傷がないのにもかかわらず、強い痛みを感じることがあります。中枢痛とか異痛症とか呼ばれています。
さらに、ぎっくり腰などでも、それはひとつのきっかけで、元々内在していた化学的、心理的なストレスが原因のこともあるようです。
カイロプラクティックの施術は、神経系に適切な刺激を与えてアンバランスな状態をリセットし、神経の働きを活性化させて正常に働くようにコントロールするのです。
決して歪みを直しているのではありません!
歪みによって筋肉が緊張したり(全くの正反対!筋肉が緊張して引っ張るから歪みが起こる)、歪みが神経を圧迫したり、神経を圧迫しても痛みやしびれは発生しません。
原因を除去すれば、結果は変わる。
原因を除去すれば、結果として発生した歪みはや姿勢は、本来の落ち着くべきところに落ち着く ということです。
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